2025年7月17日木曜日

2隻+陸上同時観測@大槌

夕焼けの中での放球
こんにちは!B4の青﨑です。
6月25日(水)から7月2日(水)にかけて行われた、科研費学術変革領域研究「ハビタブル日本」による陸上ラジオゾンデ観測に、M1の髙橋さん、戸田さん、B4の青﨑の3人で参加してきました。

8日間の活動は岩手県閉伊郡大槌町にある、東京大学大気海洋研究所 大槌沿岸センターとおおつち海の勉強室で行われました。3ワッチ制で一定時間ごとに観測を行いながら、解析ミーティングで議論する日々でした。先生方や院生がほとんどだったため、ミーティングでの議論はとても勉強になりました。

私の担当は4-8(4-8時、16-20時)ワッチで、毎日朝焼け
と夕焼けの中で放球していました。普段の昼間はモニターとにらめっこしてばかりですが、観測期間中は外にいる時間が長く、風の流れを感じたり雲の動きを眺めたりして、実際の天気に変化を肌で感じることのできる貴重な機会となりました。

大槌サーモンとヒラメの漬け丼

観測終了後には海鮮丼を食べに行きました。大槌サーモンは、これまでに味わったことのない美味しさでした!








6月28日の朝に発生した霧
また、観測中に海上で霧が発生した日がありました。霧が朝日に照らされている様子はとても幻想的で、観測の疲れが吹き飛ぶようでした。








引き続き、研究室内での解析とりまとめも積極的に参加したいと思います!

2025年5月19日月曜日

ラジオゾンデ講習会@潮岬

こんにちは、B4の坂本(岳)です! 
5月7日(水)〜5月9日(金)にかけて行われた、科研費学術変革領域研究「ハビタブル日本」によるラジオゾンデ講習会に、本田先生、高橋先生、M1の髙橋先輩、内堀先輩、戸田先輩、B4の中尾、青﨑、磯野、坂本(岳)で参加して参りました。 

場所は、和歌山県の潮岬にある京都大学防災研究所潮岬風力実験所と南紀熊野ジオパークをお借りて行われました。 僕の人生で、初和歌山、初本州最南端、初ラジオゾンデということで、初めて尽くしの出張となりました。

この講習会では全国各地から学生が集まり、それぞれ4班に分かれラジオゾンデの上げ方から取得したデータの解析手法まで一通り学ぶことができました。また、大気大規模循環モデル(AFES)のデータにも触らせていただきました。そのような感じで非常に盛りだくさんな講習会となりました。 

僕の班は1日目の午前中にラジオゾンデを上げたのですが、快晴に恵まれとても上げやすいゾンデ上げとなりました。
船の上でラジオゾンデを上げることを考えると、easyなお天気だったと思います🙃

その日のお昼は、ジオパークに隣接する潮岬観光タワーでお昼をいただきました。
どのお料理もすごく美味しかったです!

午後は、AFESのデータを触りました。AFESによる予報値と実際の図を比べたりしました。今回は、いただいたAFESのデータを描画するのみだったので、いつかAFESを自分で色々と設定できるようになりたいと思いました。Pythonもまだまだ不慣れなので、もっと精進したいと思います。

夜は、懇親会に参加し、いろいろな方と親睦を深めることができました。

最終日は、ゾンデデータの解析手法について学びました。 ゾンデのデータが、グラフィカルに表示され感動しました。 船に乗ったりすることを考えると、自分のパソコンのローカル環境でも、ある程度データ解析をできる準備をしなくてはならないなと思いました。

このゾンデ講習会は充実した、楽しい実習となりました🐼 
教えていただいた先生方、本当にありがとうございました。


2025年4月28日月曜日

A01-2豪雨豪雪班全体会議@水産大

こんにちは!M1の髙橋です。
4月17日に山口県下関市の水産大学校で行われた、科研費学術変革領域研究「ハビタブル日本」A01-2豪雨豪雪班全体会議に、本田先生、高橋先生、髙橋、内堀、坂本(岳)、中尾で参加してきました。

会議前半は研究発表が行われ、学生では髙橋と内堀が発表しました。
私自身、久々の学外での口頭発表かつトップバッターだったので少し緊張感もありました。
ですが、研究者の方々から様々な意見やアドバイスをいただき、研究の課題点や今後のやることなどが明確になりました。

昼食は水産大の前にある防波堤でピクニックをしました!
透き通った海を見ながら食べるご飯は最高でした。

ピクニックに向かう様子

おそらく日本海のはずですが、普段見る新潟の海とはかなり雰囲気が違く、特に潮の満ち引きがわかりやすかったです。

午前は手前の海藻があるあたりまで海水に浸かってました。

午後は観測の話がメインでした。
印象的だったのは、過去の冬の日本海観測での秘蔵映像で、三重大の勢水丸実習の時とは全く異なる船の揺れ方で画面越しでも肝が冷えました。。。

夜は地元でも有名な食事処でふぐ料理や海鮮、日本酒などが提供され、1.5日程度の滞在でしたが、人生初の山口県を堪能できました。

夕食@下関
夕食会場
関門海峡@下関
下関市+北九州市の夜景

今後も各地の名物料理を食べれるように自身の研究を深めていきたいと思います!!
最後まで読んでいただきありがとうございました。

2024年10月4日金曜日

雪氷研究大会(2024・長岡)

こんにちは!D2の木村です。 9/16~9/19に新潟県長岡市で行われた雪氷研究大会に、本田先生、木村、阿部で参加しました!

9/16(月・祝)に行われた雪氷楽会には、「平松式人口雪発生装置」による雪の結晶の成長を観察する展示を行いました。 私は実家で稲刈りをしていたため参加できませんでしたが、昨年と同様に多くの一般の方にご参加いただき、大盛況だったようです。

9/17(火)からは、口頭・ポスター発表や分科会などが行われました。 雪氷研究大会では気象分野の研究発表は少なく、雪に伴う災害や氷河など我々からは分野外となる発表が多く行われているため、非常に勉強になりました。

また、研究室ホームページにも掲載させていただきましたが、阿部が学生優秀発表セッションで優秀賞を受賞しました!

今年度も折り返しを迎えたため、年度末に向けて研究成果の取りまとめを引き続き頑張っていきたいと思います。

以上、木村の雪氷研究大会の報告でした!

2024年9月30日月曜日

第10回メソ気象セミナー@松江市

 こんにちは。M2の津守です。


9月28日~29日に島根県松江市で開催されたメソ気象セミナーに参加しました。


今回のセミナーのテーマは「線状降水帯等の大雨をもたらす線状のメソ降水系の形態と維持機構」であり、自身が対象としている現象をテーマとしていることもあり、非常に充実したものでした。


招待講演では、線状降水帯の形態や維持機構、過去の事例を用いた大気場や地形の影響など様々な観点からの説明がなされました。特に「スコールライン型」「バックビルディング型」「バックアンドサイドビルディング型」に注目した事例解析を踏まえた内部構造、大気場の違いが印象的でした。線状降水帯は時空間的なスケールにより定義されますが、現象そのものを理解するためには内部構造の理解がより重要であると感じました。

また、口頭発表では線状降水帯のメカニズムだけでなく、アンサンブル実験や他の気象現象について聞くことができ、勉強になりました。


私はポスター発表をさせていただきましたが、他機関の方々や他大学の方々から様々な議論ができ、貴重なアドバイスもいただけました。一方で、課題も多く残った発表となり、今後に活かしていきたいと感じました。


セミナー以外では出雲そばや🍶を堪能でき、島根を少し味わえることができました。

(食に夢中になってゾーンに入ったので写真忘れました)


唯一撮った写真@松江駅



2024年9月14日土曜日

梅雨科研研究集会@京都産業大学

 こんにちは!B4の戸田です。


9月12日に京都産業大学で行われた梅雨科研研究集会に本田先生、木村さん、阿部さん、津守さん、戸田の5名で参加してきました。

京産大からの景色
京都産業大学の講義室で、発表が行われました。今回の研究集会は、私にとって初めての学外での発表でした。

初めての学外での発表ということで緊張していましたが、当日は無事に発表を終えることができました。色々な意見をいただくことができ、貴重な経験となりました。

研究集会後にはお庭付きのお店で夕飯を食べて、鴨川ウォークをして帰りました。京都駅まで思っていたよりあっという間で、良い運動になりました。他大学の方々とも交流することができて良かったです。
鴨川から虫とともに帰ってしまったのか、ホテルの部屋に甲虫がいたので格闘しました、、

京都タワー

お庭

研究集会は1日と短い時間でしたが、普段とは違う環境で研究について意見交換できたり、他大の方と交流したり、おいしいご飯を食べられたりと良い1日でした!





2024年8月8日木曜日

大槌シンポジウム@岩手

こんにちは。M2の津守です。
 8月5日~8月7日に東京大学大気海洋研究所・大槌沿岸センターで行われた大槌シンポジウムに参加しました。 
本研究室からは本田先生、坂本、木村、阿部、津守が参加し、口頭発表をしました。 

 前日の夜は宿舎にゲリラ豪雨が直撃して驚きました。夕飯の魚の唐揚げ?が絶品でした。

絶品の夕飯

5日は招待講演や口頭発表、ポスター発表がありました。
 口頭発表では緊張しましたが、それを機に議論をしたりアドバイスをいただくことができ、とても有意義な時間を過ごすことができました。 また、様々な分野の発表を聞くことができ、とても勉強になりました。特に豪雨を対象としている方々の発表はとても良い刺激になりました。 

大槌沿岸センター
大槌沿岸センター
発表

 夜は懇親会を行いました。 美味しい海鮮をいただきながら久しぶりに再会した方々と話したり、初めて話した方も多く、親睦を深めることができました。 同じ現象を研究テーマとしている方と話すことができたことが良かったです。 
 6日は午前中まで参加し、釜石経由で帰路につきました。 

 今回のシンポジウムを通して、今後も活発な議論をできるよう頑張りたいと思えました。

某作品のモデルだとか

2隻+陸上同時観測@大槌

夕焼けの中での放球 こんにちは!B4の青﨑です。 6月25日(水)から7月2日(水)にかけて行われた、科研費学術変革領域研究「ハビタブル日本」による陸上ラジオゾンデ観測に、M1の髙橋さん、戸田さん、B4の青﨑の3人で参加してきました。 8日間の活動は岩手県閉伊郡大槌町にある、東京...