こんにちは。M2の津守です。
9月28日~29日に島根県松江市で開催されたメソ気象セミナーに参加しました。
今回のセミナーのテーマは「線状降水帯等の大雨をもたらす線状のメソ降水系の形態と維持機構」であり、自身が対象としている現象をテーマとしていることもあり、非常に充実したものでした。
招待講演では、線状降水帯の形態や維持機構、過去の事例を用いた大気場や地形の影響など様々な観点からの説明がなされました。特に「スコールライン型」「バックビルディング型」「バックアンドサイドビルディング型」に注目した事例解析を踏まえた内部構造、大気場の違いが印象的でした。線状降水帯は時空間的なスケールにより定義されますが、現象そのものを理解するためには内部構造の理解がより重要であると感じました。
また、口頭発表では線状降水帯のメカニズムだけでなく、アンサンブル実験や他の気象現象について聞くことができ、勉強になりました。
私はポスター発表をさせていただきましたが、他機関の方々や他大学の方々から様々な議論ができ、貴重なアドバイスもいただけました。一方で、課題も多く残った発表となり、今後に活かしていきたいと感じました。
セミナー以外では出雲そばや🍶を堪能でき、島根を少し味わえることができました。
(食に夢中になってゾーンに入ったので写真忘れました)
唯一撮った写真@松江駅